中枢神経系(脳、脊髄)、末梢神経系(末梢神経、自律神経)、神経筋接合部及び筋肉のいわゆる神経系の異常によって生じる諸症状を取り扱う診療科です。
CT・MRI・脳波・筋電図・頸動脈エコーなどの医療機器を駆使して、早期診断・早期治療を行っています。
手足の脱力、筋肉のやせ、言葉のもつれ
頭痛、めまい
しびれ、けいれん、失神
ふるえ、歩行の異常
私たちの脳の重量は体重のほぼ2%(1,300〜1,500g)程度にすぎませんが、そこで利用される血液の量は、心臓から送り出される血液量の約40%にも及びます。 そのため、脳の血管に何らかの問題があり血液の流れが悪くなると、脳は他の臓器に比べて早めにその機能が発揮できなくなって、さまざまな障害が起こってきます。
これを脳卒中または脳血管障害と呼びます。
下記の症状は、クモ膜下出血以外の脳卒中の前ぶれ発作、あるいは脳卒中の発作の可能性があります。思いあたるかたは、早急に主治医に相談してみましょう。
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このような症状が一時的(15分前後)にみられ、その後は元に戻ってしまう場合があります (一過性脳虚血発作;TIA)が、そのような場合は、本格的な「脳卒中の前ぶれ」であることが多いので注意が必要です。 |
・脈拍や血圧測定・心臓、血管の聴診
・神経学的検査(手足の動きやしびれの有無)
・MRI検査あるいはCT検査
(出血があるのか、梗塞があるのかを調べます)
当院のオープン型MRI装置 ⇒
急性期の脳梗塞 ラクナ梗塞
(MRI画像) (MRI画像)
脳卒中のリハビリテーションは、発症した当日から始まります。つまり、麻痺した手足を動かしてやったり、体位を変えてやることが必要です。全身状態が安定したらなるべく早期から本格的なリハビリテーションを行います。
【運動機能のリハビリテーション】
次に歩行訓練、利き手交換、片手動作の訓練などを行います。
社会復帰にむけて、耐久力訓練、応用動作の訓練も行います
【言語障害のリハビリテーション】
症状の程度にあわせて、言語療法士によるリハビリテーションが行われます。
物忘れ外来は、神経内科が担当科です。
診療日は毎週月曜日の午後です。受診を希望される場合は電話予約が必要になります。
( TEL 019-662-0100 担当:外来 中津山 )
最近忘れっぽくなったなあというのは誰でも感じることです。でも、それを年のせいと決めつけてはいけません。物忘れには正常加齢によるものと病的認知症の初期段階とがあります。 |
こんな症状を感じていたらご相談ください
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ものの名前が思い出せない。
しまい忘れや置き忘れがある。
財布やクレジットカードなど大事なものを失くすようになった。
物忘れ外来では、初診時に問診と簡易認知機能検査を行い、必要な脳画像検査や血液検査を実施し、症状が年齢によるものなのか、病気によるものなのかどうかを診断致します。
そして、診断結果に応じた治療や対応を致します。一口に物忘れと言っても上記による認知症の原因以外にも、うつ病による仮性認知症もあり注意が必要です。